VideoPortStallExecution 関数 (video.h)
VideoPortStallExecution 関数は、指定されたマイクロ秒数だけプロセッサの制御を保持し、呼び出し元に返します。
構文
VIDEOPORT_DEPRECATED VIDEOPORT_API VOID VideoPortStallExecution(
ULONG Microseconds
);
パラメーター
Microseconds
遅延間隔をマイクロ秒単位で指定します。
戻り値
なし
解説
Microseconds の許容される最大値は、ミニポート ドライバーの初期化中に数千マイクロ秒です。 それ以外の場合、指定された遅延間隔は 50 マイクロ秒以下にする必要があります。 一般に、 VideoPortStallExecution は、ミニポート ドライバーがアダプターの状態を更新するまで非常に数マイクロ秒待機する必要がある場合にのみ呼び出すことができます。
ミニポート ドライバーの HwVidInterrupt または HwVidSynchronizeExecutionCallback 関数は VideoPortStallExecution を呼び出すことができますが、ミニポート ドライバーは、可能であればこのような呼び出しを回避するように設計する必要があります。 高いハードウェア優先度で実行している間の遅延は、システムの全体的な I/O スループットに悪影響を及ぼし、マシンをフリーズする可能性があります。
ミニポート ドライバーが 50 マイクロ秒を超える一定の間隔で実行する作業がある場合は、 HwVidTimer 関数を実装する必要があります。 ミニポート ドライバーが提供する HwVidTimer 関数の呼び出しは、約 1 秒間隔で VideoPortStartTimer で有効にし、 VideoPortStopTimer で無効にすることができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | video.h (Video.h を含む) |
Library | Videoprt.lib |
[DLL] | Videoprt.sys |
IRQL | 任意のレベル |