VideoPortFreeDeviceBase 関数 (video.h)
VideoPortFreeDeviceBase 関数は、以前にシステム アドレス空間にマップされたバス相対デバイス I/O ポートまたはメモリ アドレスの範囲を解放します。 これは、 VideoPortGetDeviceBase を呼び出すことによって行います。
構文
VIDEOPORT_DEPRECATED VIDEOPORT_API VOID VideoPortFreeDeviceBase(
PVOID HwDeviceExtension,
PVOID MappedAddress
);
パラメーター
HwDeviceExtension
ミニポート ドライバーのデバイス拡張機能へのポインター。
MappedAddress
解放するマップされた範囲のベース アドレスを指定します。 この値は、 VideoPortGetDeviceBase の前の呼び出しによって返される値と同じである必要があります。
戻り値
なし
解説
ミニポート ドライバーが既にサポートできないアダプターのアドレス範囲をマップしている場合は、ミニポート ドライバーの HwVidFindAdapter 関数から VideoPortFreeDeviceBase を呼び出す必要があります。
この場合、ミニポート ドライバーは、レジストリ内の対応するハードウェア リソースに対する要求も解放する必要があります。 特定のアダプターのリソースに対するすべての要求を解放するには、NumAccessRanges パラメーターを 0 に設定して VideoPortVerifyAccessRanges または VideoPortGetAccessRanges を呼び出します。 選択したアクセス範囲の要求を解放するには、次の操作を行います。
- 適切な要素の RangeLength を 0 に設定して、アダプターの要求されたバス相対範囲のアクセス範囲配列を変更します。 ミニポート ドライバーが要求を解放しないすべての要素では、現在の仕様をそのままにします。
- この変更された AccessRanges 配列を使用して VideoPortVerifyAccessRanges を呼び出します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | video.h (Video.h を含む) |
Library | Videoprt.lib |
[DLL] | Videoprt.sys |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |