EVT_VHF_READY_FOR_NEXT_READ_REPORT コールバック関数 (vhf.h)
HID ソース ドライバーは、このイベントコールバック関数を実装して HID 入力レポートのバッファリング スキームを使用し、次のレポートを VHF に送信できる場合に通知を受け取ります。
構文
EVT_VHF_READY_FOR_NEXT_READ_REPORT EvtVhfReadyForNextReadReport;
void EvtVhfReadyForNextReadReport(
[in] PVOID VhfClientContext
)
{...}
パラメーター
[in] VhfClientContext
ドライバーが VhfCreate への以前の呼び出しで渡した HID ソース ドライバー定義コンテキスト構造へのポインター仮想 HID デバイスを作成します。
戻り値
なし
解説
Virtual HID Framework (VHF) は、このコールバック関数を呼び出して、HID 入力レポートを取得するためのバッファーを送信できることを HID ソース ドライバーに通知します。 コールバックが呼び出された後、HID ソース ドライバーは VhfReadReportSubmit を 1 回だけ呼び出す必要があります。 HID 入力レポートの一部がまだ保留中の場合は、ドライバーが VhfReadReportSubmit を再度呼び出す前に、VHF が EvtVhfReadyForNextReadReport を呼び出すのを待つ必要があります。
HID ソース ドライバーがこのコールバック関数を実装していない場合、VHF は HID 読み取り (入力) レポートの既定のバッファリング ポリシーを使用します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | vhf.h |
IRQL | <=DISPATCH_LEVEL |