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EVT_UCX_ROOTHUB_INTERRUPT_TX コールバック関数 (ucxroothub.h)

変更されたポートに関する情報の要求を受信したときに UCX が呼び出すクライアント ドライバーの実装。

構文

EVT_UCX_ROOTHUB_INTERRUPT_TX EvtUcxRoothubInterruptTx;

void EvtUcxRoothubInterruptTx(
  [in] UCXROOTHUB UcxRootHub,
  [in] WDFREQUEST Request
)
{...}

パラメーター

[in] UcxRootHub

ルート ハブを表す UCX オブジェクトへのハンドル。

[in] Request

ルート ハブ割り込み転送要求の URB が含まれます。

戻り値

なし

解説

UCX クライアント ドライバーは、 UcxRootHubCreate メソッドを呼び出すことによって、USB ホスト コントローラー拡張機能 (UCX) にこのコールバック関数を登録します。

Request パラメーターには、各ビットがルート ハブ ポートに対応し、最初のビットが最初のポートに対応するバッファーが含まれています。 クライアント ドライバーは、ポートが変更された場合に対応するビットを設定し、要求を完了します。

クライアント ドライバーは 、要求で完了状態を返します。

このスニペットは、コールバックがルート ハブ割り込み転送要求を抽出する方法を示しています。

        WDF_REQUEST_PARAMETERS_INIT(&wdfRequestParams);
        WdfRequestGetParameters(WdfRequest, &wdfRequestParams);

        urb = (PURB)wdfRequestParams.Parameters.Others.Arg1;
        transferBuffer = urb->UrbBulkOrInterruptTransfer.TransferBuffer;
        transferBufferLength = urb->UrbBulkOrInterruptTransfer.TransferBufferLength;

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
最小 KMDF バージョン 1.0
最小 UMDF バージョン 2.0
Header ucxroothub.h (Ucxclass.h を含む)
IRQL DISPATCH_LEVEL