UcmConnectorPdPartnerSourceCaps 関数 (ucmmanager.h)
パートナー コネクタの電源機能を使用して USB コネクタ マネージャー フレームワーク拡張機能 (UcmCx) に通知します。
構文
NTSTATUS UcmConnectorPdPartnerSourceCaps(
[in] UCMCONNECTOR Connector,
UCM_PD_POWER_DATA_OBJECT [] Pdos,
[in] UCHAR PdoCount
);
パラメーター
[in] Connector
UcmConnectorCreate の前回の呼び出しでクライアント ドライバーが受信したコネクタ オブジェクトを処理します。
Pdos
電源機能を記述 するUCM_PD_POWER_DATA_OBJECT 構造体の呼び出し元によって割り当てられた配列。
[in] PdoCount
Pdos[]で指定された配列内の要素の数。
戻り値
操作が成功した場合、UcmConnectorPdPartnerSourceCaps はSTATUS_SUCCESSを返します。 それ以外の場合、このメソッドは適切な NTSTATUS 値を 返すことができます。
注釈
電源供給 (PD) メカニズムを使用して充電に Type-C コネクタを使用する場合、ローカル コネクタは、サポートされている電源ソーシング機能についてパートナー コネクタに対してクエリを実行します。 パートナー コネクタが電源である場合、そのクエリは必要ありません。その場合、パートナー コネクタが接続されたときにローカル コネクタによって初期アドバタイズがキャッシュされるためです。 ソース機能が変更された場合は、ローカル コネクタに更新プログラムが送信されます。
パートナー コネクタが電源シンクの場合、ローカル コネクタ ポートは最新の機能を照会する必要があります。
例
UCM_PD_POWER_DATA_OBJECT Pdos[1];
UCM_PD_POWER_DATA_OBJECT_INIT_FIXED(&Pdos[0]);
Pdos[0].FixedSupplyPdo.VoltageIn50mV = 100; // 5V
Pdos[0].FixedSupplyPdo.MaximumCurrentIn10mA = 150; // 1.5 A
status = UcmConnectorPdPartnerSourceCaps(
Connector,
Pdos,
ARRAYSIZE(Pdos));
if (!NT_SUCCESS(status))
{
TRACE_ERROR(
"UcmConnectorPdPartnerSourceCaps() failed with %!STATUS!.",
status);
goto Exit;
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 |
対象プラットフォーム | Windows |
最小 KMDF バージョン | 1.15 |
最小 UMDF バージョン | 2.15 |
Header | ucmmanager.h (Ucmcx.h を含む) |
Library | UcmCxstub.lib |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |