SRBEX_DATA_SCSI_CDB_VAR構造体 (srb.h)
SRBEX_DATA_SCSI_CDB_VAR 構造体には、可変長 SCSI コマンド データ ブロック (CDB) の拡張 SRB データが含まれています。
構文
typedef struct _SRBEX_DATA_SCSI_CDB_VAR {
SRBEXDATATYPE Type;
ULONG Length;
UCHAR ScsiStatus;
UCHAR SenseInfoBufferLength;
UCHAR Reserved[2];
ULONG CdbLength;
ULONG Reserved1[2];
PVOID POINTER_ALIGN SenseInfoBuffer;
UCHAR POINTER_ALIGN Cdb[ANYSIZE_ARRAY];
} SRBEX_DATA_SCSI_CDB_VAR, *PSRBEX_DATA_SCSI_CDB_VAR;
メンバーズ
Type
双方向拡張 SRB データ構造のデータ型インジケーター。 SrbExDataTypeScsiCdbVar に設定します。
Length
この構造体のデータの長さは、ScsiStatus メンバーから始まります。 この値は、SRBEX_DATA_SCSI_CDB_VAR_LENGTH_MINとSRBEX_DATA_SCSI_CDB_VAR_LENGTH_MAXの範囲です。
ScsiStatus
送信された SRB に対して返される SCSI 状態コード。
SenseInfoBufferLength
SenseInfoBuffer が指すバッファーで返されるセンス情報長さ。
Reserved[2]
このメンバーは予約されています。 ゼロを含みます。
CdbLength
Cdb 配列の CDB データの長さ (バイト単位)。
Reserved1[2]
このメンバーは予約されています。 ゼロを含みます。
SenseInfoBuffer
返されたセンス情報を含むバッファーへのポインター。
Cdb[ANYSIZE_ARRAY]
CDB バッファーを含む可変長配列。
備考
CDB データ サイズが 32 バイト未満の場合は、SRBEX_DATA_SCSI_CDB32 構造体 (場合によっては SRBEX_DATA_SCSI_CDB16 構造体) を代わりに使用できます。 Cdb 配列で許可される最大 CDB データは、SRBEX_DATA_SCSI_CDB_VAR_LENGTH_MAX - SRBEX_DATA_SCSI_CDB_VAR_LENGTH_MIN + 1 です。 CdbLength で指定する長さは、この値以下である必要があります。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
サポートされる最小クライアント | Windows 8 以降で使用できます。 |
ヘッダー | srb.h (Storport.h、Srb.h、Minitape.h を含む) |