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EVT_SENSOR_DRIVER_SET_BATCH_LATENCYコールバック関数 (sensorscx.h)

このコールバック関数は、指定したセンサーのバッチ待機時間を設定します。

構文

EVT_SENSOR_DRIVER_SET_BATCH_LATENCY EvtSensorDriverSetBatchLatency;

NTSTATUS EvtSensorDriverSetBatchLatency(
  [in] SENSOROBJECT Sensor,
  [in] ULONG BatchLatencyMs
)
{...}

パラメーター

[in] Sensor

センサー オブジェクトへの参照。

[in] BatchLatencyMs

バッチ待機時間 (ミリ秒単位)。

戻り値

この関数は、正常に完了したときにSTATUS_SUCCESSを返します。

クラス拡張 (CX) は、NT_SUCCESS マクロのみを使用してドライバーの Evt 関数の呼び出しが成功したかどうかを判断しますが、関数が失敗した場合や、STATUS_SUCCESSを返さない場合は何も実行しません。

備考

ドライバーは、バッファーの可用性に応じて、バッチ待機時間を BatchLatencyMs以下の値に設定できます。 データ バッチ センサー ドライバーが報告する必要があるセンサー プロパティについては、「共通センサー プロパティを参照してください。

データのバッチ処理により、センサーのデータ配信方法とイベントに暗黙的な変更がないことに注意してください。 データ バッチ処理の待機時間が経過すると、ドライバーは SensorsCxSensorDataReady を繰り返し呼び出して、バッファーに格納されているすべてのデータ サンプルを一度に 1 つずつ配信します。 データ サンプルは、PKEY_SensorData_Timestamp データ フィールドのタイムスタンプ情報と共に送信されます。 (データ型VT_FILETIMEの) タイムスタンプ情報は、サンプルが取得された時刻を示します。

VT_FILETIMEデータ型の詳細については、MSDN PROPVARIANT 構造体 参照してください。

必要条件

要件 価値
ターゲット プラットフォーム ウィンドウズ
ヘッダー sensorscx.h
IRQL requires_same

関連項目

MSDN PROPVARIANT 構造体

SensorsCxSensorDataReady