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IPrintOemUI::D riverEvent メソッド (prcomoem.h)

プリンター ドライバーの DrvDriverEvent 関数は、ユーザー インターフェイス プラグインの IPrintOemUI::DriverEvent メソッドを呼び出して、プリンター ドライバー イベントの追加処理を行います。

構文

HRESULT DriverEvent(
  DWORD  dwDriverEvent,
  DWORD  dwLevel,
  LPBYTE pDriverInfo,
  LPARAM lParam
);

パラメーター

dwDriverEvent

発生したイベントを示す呼び出し元が指定したビット フラグ。 有効なフラグを次の表に示します。

定義
DRIVER_EVENT_DELETE ドライバーが削除されています。
DRIVER_EVENT_INITIALIZE ドライバーがインストールされました。

dwLevel

次の表に示すように、pDriverInfo パラメーターによって指される構造体の種類を示す呼び出し元指定の値。

dwLevel 値の pDriverInfo 指す構造体
1 DRIVER_INFO_1
2 DRIVER_INFO_2
3 DRIVER_INFO_3
 

DRIVER_INFO_N 構造体については、Microsoft Windows SDK のドキュメントを参照してください。

pDriverInfo

dwLevel パラメーターによって型が識別される構造体への呼び出し元指定ポインター。

lParam

呼び出し元が指定したフラグ。 次の「解説」セクションを参照してください。

戻り値

このメソッドは、次のいずれかの値を返す必要があります。

リターン コード 形容
S_OK
操作は成功しました。
E_FAIL
操作が失敗しました。
E_NOTIMPL
メソッドは実装されていません。

備考

ユーザー インターフェイス プラグインの IPrintOemUI::DriverEvent メソッドは、ユーザー モード プリンター インターフェイス DLL によってエクスポートされる DrvDriverEvent 関数と同じ種類の操作を実行します。 ドライバー イベントとその処理方法については、DrvDriverEvent 関数の説明を参照してください。

ユーザー インターフェイス プラグインを指定した場合、プリンター ドライバーの DrvDriverEvent 関数は、IPrintOemUI::DriverEvent メソッドを呼び出します。 DrvDriverEvent 関数は、指定したイベントに対して独自の処理を実行し、IPrintOemUI::DriverEvent メソッドを呼び出してイベントの追加処理を処理します。

IPrintOemUI::DriverEvent メソッドが複数のユーザー インターフェイス プラグインによってエクスポートされる場合、そのメソッドは、インストール用にプラグインが指定された順序で呼び出されます。

ユーザー インターフェイス プラグインの作成とインストールの詳細については、「Microsoft のプリンター ドライバーのカスタマイズ」を参照してください。

必要条件

要件 価値
ターゲット プラットフォーム デスクトップ
ヘッダー prcomoem.h (Prcomoem.h を含む)

関連項目

DrvDriverEvent

IPrintOemUI