PcGetTimeInterval 関数 (portcls.h)
PcGetTimeInterval 関数は、指定した時刻以降の経過時間を返します。 時間は 100 ナノ秒単位で測定されます。
構文
PORTCLASSAPI ULONGLONG PcGetTimeInterval(
[in] ULONGLONG Since
);
パラメーター
[in] Since
間隔を測定する時間を指定します。 通常、この関数は現在の時刻を取得するために 0 の "since" で 1 回呼び出され、その時刻から時間間隔を取得するために、記録された現在の時刻の "since" で呼び出されます。
戻り値
PcGetTimeInterval は、現在の時刻から Since を引いた値を返します。
注釈
パラメーター Since で指定された値は、100 ナノ秒単位で測定されます。 Since が 0 の場合、返される時間は 1601 年 1 月 1 日以降の 100 ナノ秒ティックの数です。 時間単位は、 KeQuerySystemTime 関数でシステム時刻を指定するために使用されるものと同じです。
portcls.h の次のマクロは、秒、ミリ秒、マイクロ秒を 100 ミリ秒単位に変換する場合に便利です。
GTI_SECONDS
GTI_MILLISECONDS
GTI_MICROSECONDS
この関数は、最初に現在の時刻を保存することで、タイミングの目的で使用できます。
ULONGLONG ullTime = PcGetTimeInterval(0);
次に、必要な間隔が経過したかどうかを確認します
if (PcGetTimeInterval(ullTime) >= GTI_MILLISECONDS(5))
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | PortCls システム ドライバーは、Microsoft Windows 98/Me および Windows 2000 以降のオペレーティング システムで PcGetTimeInterval 関数を実装します。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | portcls.h (Portcls.h を含む) |
Library | Portcls.lib |
IRQL | 任意のレベル |