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PcForwardIrpSynchronous 関数 (portcls.h)

PcForwardIrpSynchronous 関数は、IRP を物理デバイス オブジェクト (PDO) に転送プラグ アンド プレイ IRP ハンドラーによって使用されます。

構文

PORTCLASSAPI NTSTATUS PcForwardIrpSynchronous(
  [in] PDEVICE_OBJECT DeviceObject,
  [in] PIRP           Irp
);

パラメーター

[in] DeviceObject

オーディオ デバイスのデバイス オブジェクトへのポインター。 このパラメーターは、 DEVICE_OBJECT型のシステム構造を指す必要があります。

[in] Irp

転送される IRP へのポインター

戻り値

PcForwardIrpSynchronous は、呼び出しが成功した場合にSTATUS_SUCCESSを返します。 それ以外の場合は、適切なエラー コードを返します。

注釈

PcForwardIrpSynchronous は、次の PDO が IRP を受信し、物理デバイス ドライバーによって IRP が完了するまでブロックします。 その時点で、 PcForwardIrpSynchronous はブロックを解除し、呼び出し元に戻ります。 呼び出し元 (IRP ハンドラー) は最終的に戻る必要があります。場合によっては、状態がSTATUS_PENDING。 一般に、この関数を呼び出す IRP ハンドラーは、戻る際にIRP_ACTION_FINISHアクションを指定する必要があります。 その他の操作を行うと、IRP が 2 回目に物理デバイスに転送されます。

PCCompleteIrp 関数は、IRP ハンドラーがSTATUS_PENDINGを返し、後で IRP を完了する必要がある場合に使用されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント PortCls システム ドライバーは、Microsoft Windows 98/Me および Windows 2000 以降のオペレーティング システムで PcForwardIrpSynchronous 関数を実装します。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header portcls.h (Portcls.h を含む)
Library Portcls.lib
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

DEVICE_OBJECT

IRP

PcCompleteIrp