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FILE_REPARSE_POINT_INFORMATION構造体 (ntifs.h)

FILE_REPARSE_POINT_INFORMATION 構造体は、再解析ポイントに関する情報を照会するために使用されます。

構文

typedef struct _FILE_REPARSE_POINT_INFORMATION {
  LONGLONG FileReference;
  ULONG    Tag;
} FILE_REPARSE_POINT_INFORMATION, *PFILE_REPARSE_POINT_INFORMATION;

メンバーズ

FileReference

ファイルの 8 バイト のファイル参照番号。 NTFS は、この番号を生成し、ファイルの作成時に自動的にファイルに割り当てます。

Tag

再解析データの構造を示す再解析ポイント タグ。 再解析ポイント タグの詳細については、「再解析ポイントの について」を参照してください。

備考

この情報は、次のいずれかの方法で照会できます。

  • ZwQueryDirectoryFileExを呼び出し、FileReparsePointInformation FileInformationClass の値として 渡し、呼び出し元によって割り当てられた FILE_REPARSE_POINT_INFORMATION構造化バッファー FileInformationの値として渡します。

  • メジャー関数コード IRP_MJ_DIRECTORY_CONTROL とマイナー関数コード IRP_MN_QUERY_DIRECTORYを含む IRP を作成します。

この情報を照会するために、特定のアクセス権は必要ありません。

この構造体は LONG アラインされている必要があります。

再解析ポイントの詳細については、「再解析ポイント について」を参照してください。

必要条件

要件 価値
ヘッダー ntifs.h (Ntifs.h、Fltkernel.h を含む)

関連項目

FltTagFileEx の

IRP_MJ_DIRECTORY_CONTROL

ZwQueryDirectoryFileEx