RtlCreateSecurityDescriptorRelative 関数 (ntifs.h)
RtlCreateSecurityDescriptorRelative ルーチンは、自己相対形式で新しいセキュリティ記述子を初期化します。 返されると、セキュリティ記述子は、システム ACL (SACL)、随意 ACL (DACL)、所有者なし、プライマリ グループなし、およびすべての制御フラグが 0 に設定されて初期化されます。
構文
NTSYSAPI NTSTATUS RtlCreateSecurityDescriptorRelative(
[out] PISECURITY_DESCRIPTOR_RELATIVE SecurityDescriptor,
[in] ULONG Revision
);
パラメーター
[out] SecurityDescriptor
初期化されたセキュリティ記述子を受信するには、呼び出し元によって割り当てられたバッファーへのポインター (少なくとも sizeof(SECURITY_DESCRIPTOR_RELATIVE) である必要があります。
[in] Revision
セキュリティ記述子に割り当てるリビジョン レベル。 このパラメーターはSECURITY_DESCRIPTOR_REVISIONする必要があります。
戻り値
RtlCreateSecurityDescriptorRelative は、次のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
呼び出しは、正常に完了しました。 |
|
指定された リビジョン が不明であるか、サポートされていません。 |
注釈
実際には、このルーチンを正常に呼び出すと、セキュリティ制約なしでセキュリティ記述子が初期化されます。
セキュリティとアクセス制御の詳細については、 ドライバー開発者向けの Windows セキュリティ モデル と、Windows SDK のこれらのトピックに関するドキュメントを参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | ntifs.h (Ntifs.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib |
[DLL] | NtosKrnl.exe |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |