FsRtlIncrementCcFastReadNotPossible 関数 (ntifs.h)
FsRtlIncrementCcFastReadNotPossible ルーチンは、キャッシュ マネージャー システム カウンターのプロセッサごとの制御ブロック内の CcFastReadNotPossible パフォーマンス カウンターをインクリメントします。
構文
void FsRtlIncrementCcFastReadNotPossible();
戻り値
なし
解説
FsRtlIncrementCcFastReadNotPossible は、キャッシュ マネージャー システム カウンターのプロセッサごとの制御ブロック内の CcFastReadNotPossible パフォーマンス カウンターをインクリメントします。 このカウンターは、高速 I/O 読み取り操作 (FsRtlCopyRead) が呼び出されたが、高速 I/O が実行できなかったことを示します。 共有アクセス用にファイル リソースを取得できなかったため、高速 I/O が不可能な場合、このカウンターはインクリメントされません。 リソースを取得できなかった場合は、CcFastReadResourceMiss パフォーマンス カウンターをインクリメントする必要があります。
ドライバーが既定の高速 I/O 読み取りハンドラーをオーバーライドすることを選択した場合、ファイル システム ドライバーはこの関数を呼び出してパフォーマンス カウンターを更新する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | ntifs.h (Ntifs.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib |
[DLL] | NtosKrnl.exe |
IRQL | 任意のレベル |
こちらもご覧ください
FsRtlIncrementCcFastReadNoWait