FsRtlGetSupportedFeatures 関数 (ntifs.h)
FsRtlGetSupportedFeatures ルーチンは、指定されたデバイス オブジェクトに接続されているボリュームのサポートされている機能を返します。
構文
NTSTATUS FsRtlGetSupportedFeatures(
[in] PDEVICE_OBJECT DeviceObject,
[out] PULONG SupportedFeatures
);
パラメーター
[in] DeviceObject
ボリュームに接続されているターゲット デバイス オブジェクト。
[out] SupportedFeatures
呼び出し元が指定した ULONG 値
サポートされている機能は、次のフラグのビットごとの OR の組み合わせです。
価値 | 意味 |
---|---|
SUPPORTED_FS_FEATURES_OFFLOAD_READ 0x01 | ボリュームでは、オフロードされた読み取り操作がサポートされます。 |
SUPPORTED_FS_FEATURES_OFFLOAD_WRITE 0x02 | ボリュームでは、オフロードされた書き込み操作がサポートされます。 |
SUPPORTED_FS_FEATURES_QUERY_OPEN 0x04 | ボリュームでは、クエリを開く操作がサポートされています。 |
SUPPORTED_FS_FEATURES_BYPASS_IO 0x08 | ボリュームでは、BypassIOがサポートされます。 このフラグは、Windows 11 以降で使用できます。 |
戻り値
FsRtlGetSupportedFeatures は、DeviceObject に接続されているボリュームでサポートされている機能が正常に返された場合に STATUS_SUCCESS を返します。 それ以外の場合は、次のいずれかの NTSTATUS 値が返されます。
リターン コード | 形容 |
---|---|
STATUS_FLT_VOLUME_NOT_FOUND | DeviceObjectのボリュームが見つかりません。 |
STATUS_FLT_INTERNAL_ERROR | DeviceObject で指定されたデバイス オブジェクトが、ファイル システム デバイス スタックに含まれていません。 |
備考
フィルター マネージャーは、ボリュームに接続されているすべてのミニフィルターについて、ミニフィルターの SupportedFeatures Registry 値によって指定された、サポートされている機能を確認します。 接続されているすべてのミニフィルターは、その機能ビットを設定するために特定の機能をサポートする必要があります。
SupportedFeatures 値は、ファイル システムには適用されません。 サポートされている機能 ("SprtFtrs") は、管理者特権のコマンド プロンプト ウィンドウで fltmc instances
を実行することで照会できます。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
サポートされる最小クライアント | Windows 8 |
ターゲット プラットフォーム の |
万国 |
ヘッダー | ntifs.h (Ntifs.h を含む) |
ライブラリ | NtosKrnl.lib |
DLL | NtosKrnl.exe |
IRQL | <= APC_LEVEL |