CcZeroData 関数 (ntifs.h)
CcZeroData ルーチンは、キャッシュされたファイルまたはキャッシュされていないファイル内の指定されたバイト範囲をゼロにします。
手記
このルーチンは、ファイルの有効なデータ長を超えるファイルの 0 個の部分にのみ呼び出す必要があります。 ccZeroData
構文
BOOLEAN CcZeroData(
[in] PFILE_OBJECT FileObject,
[in] PLARGE_INTEGER StartOffset,
[in] PLARGE_INTEGER EndOffset,
[in] BOOLEAN Wait
);
パラメーター
[in] FileObject
バイト範囲がゼロになるファイルの FILE_OBJECT へのポインター。
[in] StartOffset
ゼロにする最初のバイトへのファイル内のバイト オフセットを指定する変数へのポインター。
[in] EndOffset
ファイル内で、ゼロにする最後のバイトへのバイト オフセットを指定する変数へのポインター。
[in] Wait
呼び出し元 バイト範囲全体がゼロになるまで待機状態にする必要がある場合は、TRUE に設定します。 それ以外の場合、このパラメーターは FALSE
戻り値
ccZeroData
備考
ゼロにするファイルは、キャッシュすることもキャッシュしない場合もあります。 ただし、ファイルがキャッシュされていない場合は、StartOffset
プールの割り当てエラーが発生し、待機
指定された FileObject でキャッシュが有効になっていないが、キャッシュがストリーム上に存在する場合 (つまり、同じファイルの別のファイル オブジェクトでキャッシュが有効になっている)、ゼロ処理は書き込みスルー キャッシュが有効になっているかのように扱われます。
プールの割り当てエラーが発生した場合、ccZeroData
Windows Vista 以降の Windows オペレーティング システムの場合、CcZeroData
- ストリームがキャッシュされ、write_throughされている場合、startOffset をセクターアラインする必要はありません。
- EndOffset が揃っていない場合は、次のセクター サイズに切り上げられます。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
サポートされる最小クライアント | Windows 2000。 Vista 以降のオペレーティング システムの変更については、「解説」を参照してください。 |
ターゲット プラットフォーム の |
万国 |
ヘッダー | ntifs.h (Fltkernel.h、Ntifs.h を含む) |
ライブラリ | NtosKrnl.lib |
DLL | NtosKrnl.exe |
IRQL | <=APC_LEVEL |
関連項目
ccInitializeCacheMap の