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CcSetDirtyPageThreshold 関数 (ntifs.h)

CcSetDirtyPageThreshold ルーチンは、キャッシュされたファイルにファイルごとのダーティページしきい値を設定します。

構文

void CcSetDirtyPageThreshold(
  [in] PFILE_OBJECT FileObject,
  [in] ULONG        DirtyPageThreshold
);

パラメーター

[in] FileObject

ダーティ ページのしきい値を設定するキャッシュされたファイルのファイル オブジェクトへのポインター。

[in] DirtyPageThreshold

ダーティ ページのしきい値を、ページ数として指定します。 以前に設定したファイルごとのダーティページしきい値を削除するには、DirtyPageThreshold を 0 に設定します。

戻り値

なし

解説

CcSetDirtyPageThreshold は、ファイルごとのダーティページしきい値を設定または削除します。 キャッシュされたファイルでファイルごとのダーティページのしきい値が設定された後、ファイル システムがしきい値を超えようとすると、キャッシュ マネージャーはファイルへの書き込み要求を拒否します。

キャッシュ マネージャーが書き込み要求を受け入れるか拒否するかを判断するには、 CcCanIWrite を使用します。

ファイルごとのダーティページのしきい値は、システム キャッシュ全体のグローバル ダーティ ページしきい値と同じではないことに注意してください。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header ntifs.h (Ntifs.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe

こちらもご覧ください

CcCanIWrite

CcDeferWrite