CcGetDirtyPages 関数 (ntifs.h)
CcGetDirtyPages ルーチンは、特定のログ ハンドルに一致するすべてのファイル内のダーティ ページを検索します。
構文
LARGE_INTEGER CcGetDirtyPages(
[in] PVOID LogHandle,
[in] PDIRTY_PAGE_ROUTINE DirtyPageRoutine,
[in] PVOID Context1,
[in] PVOID Context2
);
パラメーター
[in] LogHandle
CcSetLogHandleForFile の以前の呼び出しによって格納されたログ ハンドル。
[in] DirtyPageRoutine
見つかったページからダーティページ テーブルを構築するコールバック ルーチンへのポインター。 このルーチンは、見つかった各ダーティページに対して呼び出され、次のように宣言されます。
typedef
VOID (*PDIRTY_PAGE_ROUTINE) (
IN PFILE_OBJECT FileObject,
IN PLARGE_INTEGER FileOffset,
IN ULONG Length,
IN PLARGE_INTEGER OldestLsn,
IN PLARGE_INTEGER NewestLsn,
IN PVOID Context1,
IN PVOID Context2
);
FileObject
ダーティ ページを含むファイルのファイル オブジェクトへのポインター。
FileOffset
キャッシュされたファイル内のダーティ ページの開始バイト オフセットを指定する変数へのポインター。
長さ
ダーティ ページの長さ (バイト単位)。
OldestLsn
ダーティ ページにある最も古い論理シーケンス番号 (LSN)。
NewestLsn
ダーティ ページで見つかった最新の LSN。
Context1
最初のコンテキスト パラメーター。
Context2
2 番目のコンテキスト パラメーター。
[in] Context1
DirtyPageRoutine に渡される最初のコンテキスト パラメーター。
[in] Context2
DirtyPageRoutine に渡される 2 番目のコンテキスト パラメーター。
戻り値
CcGetDirtyPages は、ダーティ ページのセット内で最も古い LSN を返します。 ダーティ ページがない場合、CcGetDirtyPages は 0 を返します。
注釈
ファイル システムは CcGetDirtyPages を呼び出して、特定のログ ハンドルに一致するすべてのファイルのダーティページを返します。 CcGetDirtyPages は、指定された LogHandle に一致するすべてのファイル内のダーティページを検索し、各ページの DirtyPageRoutine を呼び出します。
ファイルのログ ハンドルを設定するには、 CcSetLogHandleForFile を使用します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | ntifs.h (Ntifs.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib |
[DLL] | NtosKrnl.exe |
IRQL | <= DISPATCH_LEVEL |