FsRtlDeleteKeyFromTunnelCache 関数 (ntifs.h)
FsRtlDeleteKeyFromTunnelCache ルーチンは、削除されるディレクトリ内のファイルのトンネル キャッシュ エントリを削除します。
構文
void FsRtlDeleteKeyFromTunnelCache(
[in] TUNNEL *Cache,
ULONGLONG DirectoryKey
);
パラメーター
[in] Cache
FsRtlInitializeTunnelCache によって初期化されたトンネル キャッシュへのポインター。
DirectoryKey
削除されるディレクトリのディレクトリ キー値。 詳細については、 FsRtlInitializeTunnelCache のリファレンス エントリを参照してください。
戻り値
なし
解説
ファイル システムは、ボリュームからディレクトリを削除するときに FsRtlDeleteKeyFromTunnelCache を呼び出します。 FsRtlDeleteKeyFromTunnelCache は、ディレクトリ キーが DirKey パラメーターで指定された値と一致するすべてのトンネル キャッシュ エントリを削除します。
トンネル キャッシュを削除するには、 FsRtlDeleteTunnelCache を使用します。
呼び出し元は、この呼び出しを FsRtlDeleteTunnelCache と同期する必要があります。 つまり、ファイル システムは、 FsRtlDeleteKeyFromTunnelCache と FsRtlDeleteTunnelCache を異なるスレッドから同時に呼び出さないことを確認する必要があります。
ファイル名トンネリングの詳細については、 Microsoft サポート技術情報の記事 172190 を参照してください。
要件
| 要件 | 値 |
|---|---|
| サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 |
| 対象プラットフォーム | ユニバーサル |
| Header | ntifs.h (FltKernel.h、Ntifs.h を含む) |
| Library | NtosKrnl.lib |
| [DLL] | NtosKrnl.exe |
| IRQL | <= APC_LEVEL |