TAPE_SET_DRIVE_PARAMETERS構造体 (ntddtape.h)
TAPE_SET_DRIVE_PARAMETERS構造は、テープ・ドライブの構成可能パラメーターを調整するために IOCTL_TAPE_SET_DRIVE_PARAMS 要求と組み合わせて使用されます。
構文
typedef struct _TAPE_SET_DRIVE_PARAMETERS {
BOOLEAN ECC;
BOOLEAN Compression;
BOOLEAN DataPadding;
BOOLEAN ReportSetmarks;
ULONG EOTWarningZoneSize;
} TAPE_SET_DRIVE_PARAMETERS, *PTAPE_SET_DRIVE_PARAMETERS;
メンバー
ECC
TRUE に設定すると、ハードウェア エラー修正を使用するようにデバイスに指示します。 FALSE の場合、デバイスはハードウェア エラー修正を使用しません。
Compression
TRUE に設定すると、データを書き込む前に圧縮するようにデバイスに指示します。 ドライブが圧縮 (TAPE_DRIVE_SET_CMP_BOP_ONLY) を設定する前にパーティションの先頭にある必要がある場合、呼び出し元は圧縮を設定する前にドライブを配置する必要があります。 FALSE の場合、デバイスはデータを書き込む前に圧縮しません。
DataPadding
TRUE に設定すると、データをゼロで埋め込むようデバイスに指示します。 これは、データの準備が整うまでテープ ストリーミングを維持するためです。 FALSE の場合、デバイスはデータをゼロで埋め込むことはありません。
ReportSetmarks
TRUE に設定すると、読み取り操作またはスペース操作中に検出された設定マークを報告するようにデバイスに指示します。 FALSE の場合、デバイスは読み取り操作またはスペース操作中に検出された設定マークを報告しません。
EOTWarningZoneSize
ドライブがゾーンに入ったときにチェック条件を返す、テープの末尾に向かう早期警告ゾーンのサイズをバイト単位で示します。
注釈
ミニクラス ドライバーは、デバイスがサポートしていないパラメーターを無視できます。 呼び出し元のアプリケーションは、デバイスが特定の機能をサポートしているかどうかを判断してから、設定を試みます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | ntddtape.h (Ntddtape.h、Minitape.h を含む) |