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STORAGE_DEVICE_SELF_ENCRYPTION_PROPERTY構造体 (ntddstor.h)

STORAGE_DEVICE_SELF_ENCRYPTION_PROPERTY は、呼び出し元が IOCTL_STORAGE_QUERY_PROPERTY を送信して、デバイスが自己暗号化をサポートしているかどうかを照会するときに使用される構造です。

構文

typedef struct _STORAGE_DEVICE_SELF_ENCRYPTION_PROPERTY {
  ULONG   Version;
  ULONG   Size;
  BOOLEAN SupportsSelfEncryption;
} STORAGE_DEVICE_SELF_ENCRYPTION_PROPERTY, *PSTORAGE_DEVICE_SELF_ENCRYPTION_PROPERTY;

メンバーズ

Version

この構造体のバージョン。 sizeof(STORAGE_DEVICE_SELF_ENCRYPTION_PROPERTY)に設定します。

Size

この構造体のサイズ (バイト単位)。 >= sizeof(STORAGE_DEVICE_SELF_ENCRYPTION_PROPERTY)である必要があります。

SupportsSelfEncryption

ブール値。 デバイスが自己暗号化をサポートしている場合、このフィールドは TRUE です。それ以外の場合は FALSE です。

備考

STORAGE_DEVICE_SELF_ENCRYPTION_PROPERTY は、呼び出し元が StorageDeviceSelfEncryptionProperty STORAGE_PROPERTY_ID 値を持つ IOCTL_STORAGE_QUERY_PROPERTY送信したときに結果を返す出力バッファーとして使用されます。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小サーバー Windows Server 2022
ヘッダー ntddstor.h

関連項目

IOCTL_STORAGE_QUERY_PROPERTY

STORAGE_PROPERTY_ID

STORAGE_PROPERTY_QUERY

STORAGE_QUERY_TYPE