STORAGE_OFFLOAD_READ_OUTPUT 構造体 (ntddstor.h)
STORAGE_OFFLOAD_READ_OUTPUT構造体は、DEVICE_DSM_INPUT構造体の Action メンバーが DeviceDsmAction_OffloadReadに設定されている場合のIOCTL_STORAGE_MANAGE_DATA_SET_ATTRIBUTES制御コード要求の出力です。
返されたトークンは、DEVICE_DSM_INPUTで要求されたデータ セット範囲を一意に識別します。 DEVICE_DSM_INPUTと組み合わせて、 DEVICE_DSM_OFFLOAD_READ_PARAMETERS 構造体は、返されたトークンによって識別されるデータ・セット範囲が後続の書き込みに使用できる期間を指定します。
構文
typedef struct _STORAGE_OFFLOAD_READ_OUTPUT {
ULONG OffloadReadFlags;
ULONG Reserved;
ULONGLONG LengthProtected;
ULONG TokenLength;
STORAGE_OFFLOAD_TOKEN Token;
} STORAGE_OFFLOAD_READ_OUTPUT, *PSTORAGE_OFFLOAD_READ_OUTPUT;
メンバー
OffloadReadFlags
使用しません。 0 に設定されます。
Reserved
予約済み。
LengthProtected
トークンのコピー プロバイダーが読み取って保持するデータの合計長 (バイト単位)。
TokenLength
Token の長さ (バイト単位)。
Token
コピー プロバイダーによって返され、読み取られたデータ セット範囲をマークする一意識別子。
注釈
STORAGE_OFFLOAD_READ_OUTPUT構造体は、システム バッファーの先頭に返されます。
Token の値は、ストレージ デバイスのコピー プロバイダーによって生成されます。 IOCTL_STORAGE_MANAGE_DATA_SET_ATTRIBUTES制御コード要求でDEVICE_DSM_INPUT構造体が送信されたときに含まれるデータ セット範囲は、Token によってマークされます。 Token に関連付けられているデータ セット範囲は、DEVICE_DSM_OFFLOAD_READ_PARAMETERSの TimeToLive メンバーの期間が有効な間、後続の書き込み要求で使用できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8以降のバージョンの Windows で使用できます。 |
Header | ntddstor.h (Ntddstor.h を含む) |