PARTITION_INFORMATION_EX 構造体 (ntdddisk.h)
PARTITION_INFORMATION_EXは、 PARTITION_INFORMATION 構造体の拡張バージョンです。 マスター ブート レコードを持つパーティションと GUID パーティション テーブルを持つパーティションの両方に関する情報が保持されます。
構文
typedef struct _PARTITION_INFORMATION_EX {
PARTITION_STYLE PartitionStyle;
LARGE_INTEGER StartingOffset;
LARGE_INTEGER PartitionLength;
ULONG PartitionNumber;
BOOLEAN RewritePartition;
BOOLEAN IsServicePartition;
union {
PARTITION_INFORMATION_MBR Mbr;
PARTITION_INFORMATION_GPT Gpt;
} DUMMYUNIONNAME;
} PARTITION_INFORMATION_EX, *PPARTITION_INFORMATION_EX;
メンバー
PartitionStyle
パーティション を含 むパーティション テーブルの種類を指定するPARTITION_STYLE列挙値を受け取ります。
StartingOffset
パーティションが開始されるドライブ上のオフセットをバイト単位で指定します。
PartitionLength
パーティションの長さをバイト単位で指定します。
PartitionNumber
パーティションの番号を指定します。
RewritePartition
TRUE の場合、パーティション情報が変更されたことを示します。 FALSE の場合、情報は変更されていません。 IOCTL_DISK_SET_DRIVE_LAYOUT IOCTL の結果としてパーティションが変更された場合、このメンバーの値は TRUE になります。 これにより、パーティション情報を書き換える必要があることをシステムに通知します。
IsServicePartition
TRUE の場合、パーティションがサービスであることを示します。
DUMMYUNIONNAME
DUMMYUNIONNAME.Mbr
PartitionStyle メンバーが PARTITION_STYLE_MBR のパーティションに固有の情報を含むPARTITION_INFORMATION_MBR型の構造体が含まれます。
DUMMYUNIONNAME.Gpt
PartitionStyle メンバーがPARTITION_STYLE_GPTのパーティションに固有の情報を含むPARTITION_INFORMATION_GPT型の構造体が含まれます。
注釈
これは、パーティション情報構造の拡張バージョンPARTITION_INFORMATION。 IoReadPartitionTableEx と IoWritePartitionTableEx は、拡張ドライブ レイアウト構造に含まれるPARTITON_INFORMATION_EX構造体の配列 (DRIVE_LAYOUT_INFORMATION_EX) に対して動作します。 PARTITION_INFORMATION_EXは、IoReadPartitionTable と IoWritePartitionTable で使用された構造体PARTITION_INFORMATIONを置き換えます。 原則上の違いは、新しい構造体とルーチンでマスター ブート レコード (MBR) パーティションと GUID パーティション テーブル (GPT) パーティションの両方がサポートされるのに対し、古いルーチンと構造体は MBR パーティションでのみ使用される点です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | ntdddisk.h (Ntdddisk.h を含む) |