TAPE_WMI_OPERATIONS構造体 (minitape.h)
テープ ミニクラス ドライバーは、デバイスで実行する必要がある WMI 操作を示すために 、TapeMiniWMIControl ルーチンにこの構造体を渡します。
構文
typedef struct _TAPE_WMI_OPERATIONS {
ULONG Method;
ULONG DataBufferSize;
PVOID DataBuffer;
} TAPE_WMI_OPERATIONS, *PTAPE_WMI_OPERATIONS;
メンバー
Method
テープ 装置によって実行される操作を示します。 使用できる操作は次のとおりです。
TAPE_CHECK_FOR_DRIVE_PROBLEM
テープ ドライブでテープ アラートなどの特定のデバイス エラーを返すコマンドがサポートされている場合は、ミニドライバーの TapeMiniWMIControl ルーチンで TAPE_QUERY_DEVICE_ERROR_DATA メソッドを実行する必要があります。それ以外の場合は、TAPE_QUERY_IO_ERROR_DATA メソッドを実行する必要があります。
TAPE_QUERY_DEVICE_ERROR_DATA
テープ アラートなど、特定のデバイス エラーを返します。 すべてのテープ ドライブでこの方法がサポートされているわけではありません。
TAPE_QUERY_IO_ERROR_DATA
I/O エラー数に基づいて、読み取り/書き込みエラーなどの一般的な I/O エラー データを返します。 すべてのテープ ドライブでこの方法がサポートされています。
DataBufferSize
テープ ミニドライバーが操作の結果を返すバッファーのサイズをバイト単位で示します。
DataBuffer
テープ ミニドライバーが操作の結果を返すバッファーへのポインター。 DataBuffer の最初の sizeof(ULONG) バイトには、TAPE_DRIVE_PROBLEM_TYPE型の値が含まれます。その後に、テープ データの DataBufferSize - sizeof(ULONG) バイトが続きます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | minitape.h (Ntddchgr.h、Minitape.h を含む) |