IKsDataTypeCompletion::KsCompleteMediaType メソッド (ksproxy.h)
KsCompleteMediaType メソッドは、IAMStreamConfig::SetFormat メソッドに最初に提示された部分的に指定されたメディアの種類を完了します。
構文
HRESULT KsCompleteMediaType(
[in] HANDLE FilterHandle,
[in] ULONG PinFactoryId,
[in, out] AM_MEDIA_TYPE *AmMediaType
);
パラメーター
[in] FilterHandle
基になる KS フィルターへのハンドル。
[in] PinFactoryId
メディアの種類が完了しているピン ファクトリの識別子。
[in, out] AmMediaType
メディア サンプルの形式を記述するAM_MEDIA_TYPE構造体へのポインター。 KsCompleteMediaType は、部分的に指定されたメディア サンプルを受け取り、仕様を完了して返します。
戻り値
成功し、メディアの種類が完了した場合は NOERROR を返します。それ以外の場合は、エラー コードを返します。
備考
KsCompleteMediaType メソッドは、主にビデオ メディアの種類に使用されます。KS_BITMAPINFOHEADER 構造体の biSizeImage メンバーは、プライベート圧縮形式がサポートされているため、ドライバーでのみ認識されます。 必要に応じて、データ型ハンドラーは、基になる KS フィルターに対してクエリを実行して、指定されたメディアの種類を完了できます。
プロキシがメディアの種類を完了するためにデータ型ハンドラーのインスタンスを作成すると、プロキシはメディアの種類を IKsDataTypeHandler::KsSetMediaType メソッドに渡して、最初にこのデータ型ハンドラーを特定のメディアの種類に初期化します。
IAMStreamConfig::SetFormat とAM_MEDIA_TYPEの詳細については、Microsoft Windows SDK のドキュメントを参照してください。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
ターゲット プラットフォーム の | デスクトップ |
ヘッダー | ksproxy.h (Ksproxy.h を含む) |