KSRTAUDIO_BUFFER構造体 (ksmedia.h)
KSRTAUDIO_BUFFER構造体は、循環オーディオ データ バッファーのバッファー アドレス、サイズ、および呼び出しメモリ バリア フラグを指定します。
構文
typedef struct {
PVOID BufferAddress;
ULONG ActualBufferSize;
BOOL CallMemoryBarrier;
} KSRTAUDIO_BUFFER, *PKSRTAUDIO_BUFFER;
メンバーズ
BufferAddress
循環バッファーのベース アドレスを指定します。 これは、ユーザー モード クライアントがバッファーに直接アクセスできる仮想メモリ アドレスです。 ドライバーは、割り当てられたバッファーの実際のベース アドレスをこのメンバーに書き込みます。
ActualBufferSize
バッファー サイズをバイト単位で指定します。 ドライバーは、割り当てられたバッファーの実際のサイズにこのメンバーを設定します。
CallMemoryBarrier
割り当てられたバッファーのキャッシュの種類に基づいてフラグを指定します。 キャッシュの種類が MmWriteCombined 場合、ドライバーはこのフラグを TRUE 設定します。それ以外の場合は、フラグを FALSE 設定する必要があります。 mmWriteCombined の詳細については、「MEMORY_CACHING_TYPE 」を参照してください。
備考
KSPROPERTY_RTAUDIO_BUFFER 要求では、KSRTAUDIO_BUFFER構造体を使用して、ドライバーが割り当てる実際の循環バッファーを記述します。 このクライアントは、オーディオ バッファーを要求する KSRTAUDIO_BUFFER_PROPERTY 構造体を入力し、ドライバーはバッファー割り当ての結果をKSRTAUDIO_BUFFER構造体に格納します。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
サポートされる最小クライアント | Windows Vista 以降の Windows オペレーティング システムで使用できます。 |
ヘッダー | ksmedia.h |