KSDS3D_ITD_PARAMS_MSG構造体 (ksmedia.h)
KSDS3D_ITD_PARAMS_MSG構造体は、3D ノード (KSNODETYPE_3D_EFFECTS) の音間遅延 (ITD) アルゴリズムで使用されるパラメーターを指定します。
構文
typedef struct {
ULONG Enabled;
KSDS3D_ITD_PARAMS LeftParams;
KSDS3D_ITD_PARAMS RightParams;
ULONG Reserved;
} KSDS3D_ITD_PARAMS_MSG, *PKSDS3D_ITD_PARAMS_MSG;
メンバーズ
Enabled
ITD アルゴリズムを有効にするかどうかを指定します。 0 以外の値を指定すると、アルゴリズムが有効になります。 ゼロにすると無効になります。 詳細については、次の「解説」セクションを参照してください。
LeftParams
左側のチャネル (チャネル 0) の ITD パラメーターを指定します。 このパラメーターは、KSDS3D_ITD_PARAMS型の構造体です。
RightParams
適切なチャネル (チャネル 1) の ITD パラメーターを指定します。 このパラメーターは、KSDS3D_ITD_PARAMS型の構造体です。
Reserved
引っ込み思案。 0 に設定します。
備考
この構造体は、KSPROPERTY_ITD3D_PARAMS プロパティ要求によって使用されます。
Enabled パラメーターは、DirectSound バッファーの 3D モードを追跡する必要があります。3D モードが無効になっている場合は ITD 処理を無効にし、3D モードが有効になっている場合は有効にします。 詳細については、Microsoft Windows SDK ドキュメントの directSound3DBuffer::SetMode メソッドの の説明を参照してください。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
ヘッダー | ksmedia.h (Ksmedia.h を含む) |