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KSRELATIVEEVENT 構造体 (ks.h)

KSPROPERTY_CONNECTION_STARTAT プロパティには KSRELATIVEEVENT 構造体が渡されます。

構文

typedef struct {
  ULONG       Size;
  ULONG       Flags;
  union {
    HANDLE ObjectHandle;
    PVOID  ObjectPointer;
  };
  PVOID       Reserved;
  KSEVENT     Event;
  KSEVENTDATA EventData;
} KSRELATIVEEVENT;

メンバー

Size

EventData メンバーに追加されるイベント固有のデータを含む、構造体の包括サイズを指定します。

Flags

ObjectHandle 共用体と ObjectPointer 共用体で指定されるオブジェクトの種類を指定します。

ObjectHandle

Flags メンバーにKSRELATIVEEVENT_FLAG_HANDLE フラグが含まれている場合に使用するイベントをサポートするオブジェクトのハンドルを指定します。

ObjectPointer

Flags メンバーに KSRELATIVEEVENT_FLAG_POINTER フラグが含まれている場合に使用するイベントをサポートするオブジェクトへのポインターを指定します。 これは、カーネル モード クライアントに対してのみ有効です。

Reserved

予約済みで、0 に設定します。

Event

使用するイベントを含む KSEVENT 構造体。

EventData

イベント固有データのヘッダーを指定する KSEVENTDATA 構造体。 ヘッダー自体は、イベント固有のデータにアクセスするための開始点として以外は実際には使用されず、0 に初期化する必要があります。

要件

要件
Header ks.h (Ks.h を含む)