IOCTL_KS_PROPERTY IOCTL (ks.h)
アプリケーションでは、IOCTL_KS_PROPERTYを使用してプロパティを取得または設定したり、KS オブジェクトでサポートされているプロパティを決定したりできます。 アプリケーションは、以下で説明するパラメーターを使用してIOCTL_KS_PROPERTY を KsSynchronousDeviceControl 関数に渡します。
メジャー コード
[入力バッファー]
クライアント指定の InBuffer パラメーターの内容はプロパティ要求に依存し、各プロパティ セットについて文書化されています。 たとえば、 KSPROPSETID_Pin プロパティ セット内のプロパティを要求するクライアントは、 KSP_PIN 構造体へのポインターを指定します。
入力バッファーの長さ
アプリケーションは、入力バッファーの内容のサイズをバイト単位で InLength パラメーターに配置します。
出力バッファー
同様に、必要な出力バッファーの種類も、プロパティ要求によって異なります。
出力バッファーの長さ
アプリケーションは、出力バッファーのサイズをバイト単位で OutLength パラメーターに配置します。
ステータス ブロック
要求が成功した場合、Status メンバーは STATUS_SUCCESS に設定されます。
注釈
入力バッファーと出力バッファーとそのサイズの詳細については、「 KS プロパティ」を参照してください。
フィルターとピンは、 IOCTL_KS_PROPERTY デバイス I/O コントロールを使用してプロパティ セットをサポートします。 この IOCTL は METHOD_NEITHER フラグで定義されていますが、プロパティ データは IOCTL に出力バッファーとして渡され、読み取りアクセス用にプローブされます。 KsPropertyHandler 関数は、IOCTL_KS_PROPERTYを介して要求されたプロパティを処理します。
有効なフラグと対応する説明の一覧については、 KSPROPERTY 構造体のリファレンス ページを参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | ks.h (Ks.h を含む) |