KsFastPropertyHandler 関数 (ks.h)
KsFastPropertyHandler 関数は、IOCTL_KS_PROPERTYを介して高速プロパティ要求を処理します。 高速 I/O リストにも含まれるセットによって定義されたすべてのプロパティ識別子に応答します。 この関数は、PASSIVE_LEVELでのみ呼び出すことができます。
構文
KSDDKAPI BOOLEAN KsFastPropertyHandler(
PFILE_OBJECT FileObject,
PKSPROPERTY Property,
ULONG PropertyLength,
PVOID Data,
ULONG DataLength,
PIO_STATUS_BLOCK IoStatus,
ULONG PropertySetsCount,
const KSPROPERTY_SET *PropertySet
);
パラメーター
FileObject
Property
PropertyLength
Data
DataLength
IoStatus
PropertySetsCount
PropertySet
戻り値
KsFastPropertyHandler 関数は、要求が処理された場合は TRUE、要求が処理されなかった場合は FALSE を返します。 FALSE が返された場合は、IRP が生成されます。 要求が処理された場合、関数は IoStatus-Information> 要素を内部エラーのために 0 に設定するか、プロパティ ハンドラーで設定して設定します。 プロパティ ハンドラーは、プロパティが実際に処理されるときに IoStatus-Status> フィールドも設定します。
注釈
プロパティ セットの所有者は、プロパティ処理の事前フィルター処理またはポストフィルター処理、およびデバイス制御用の高速 I/O ディスパッチ インターフェイスを介して行われた要求の処理を実行できます。 KsFastPropertyHandler 関数は、迅速に満たすことができる要求の処理にのみ使用されます。 高速 I/O 関数の Wait パラメーターは渡されず、 TRUE と見なされます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | ks.h (Ks.h を含む) |
Library | Ks.lib |