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IKsControl::KsProperty メソッド (ks.h)

IKsControl::KsProperty メソッドは、プロパティセットで使用できる他の定義されたサポート操作と共に、プロパティを設定するか、プロパティ情報を取得します。

構文

NTSTATUS KsProperty(
  [in]      PKSPROPERTY Property,
  [in]      ULONG       PropertyLength,
  [in, out] PVOID       PropertyData,
  [in]      ULONG       DataLength,
  [out]     ULONG       *BytesReturned
);

パラメーター

[in] Property

プロパティとプロパティ要求の要求の種類を記述する構造体へのポインター。 この構造体は、 KSPROPERTY または KSPROPERTY 構造体を最初のメンバーとして含む構造体である必要があります。 このメンバーが指し示すことができる構造体の例として 、KSPROPERTY_VIDEOPROCAMP_S 構造体があります。

[in] PropertyLength

Property のバッファーのサイズをバイト単位で指定 します

[in, out] PropertyData

KSPROPERTY_TYPE_SET、KSPROPERTY_TYPE_UNSERIALIZESET、またはKSPROPERTY_TYPE_UNSERIALIZERAW操作のデータを含むバッファー、または他のすべての操作のデータを受信するバッファー領域へのポインター。

[in] DataLength

PropertyData のバッファーのサイズをバイト単位で指定します。

[out] BytesReturned

KsPropertyPropertyData のバッファーに格納するデータのサイズをバイト単位で受け取る変数へのポインター。 データが格納されていない場合、サイズは 0 になります。

戻り値

IKsControl::KsProperty メソッドは、プロパティが IOCTL によって送信された場合に返されるのと同じ値を返します。

注釈

特定のプロパティ要求に必要なバッファー サイズを確認するには、 PropertyDataNULL に設定し、 DataLength を 0 に設定して、このメソッドを呼び出すことができます。 メソッドは HRESULT_FROM_WIN32(ERROR_MORE_DATA) を返し、 BytesReturned には必要なバッファーのサイズが含まれます。

要件

要件
対象プラットフォーム DesktopMobile
Header ks.h (Ks.h を含む)

こちらもご覧ください

KSPROPERTY

KSPROPERTY_ITEM

KSPROPERTY_SET