HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2 構造体 (hdaudio.h)
_HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2構造体は、HD オーディオ バス コントローラーのハードウェア機能を指定します。
構文
typedef struct _HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2 {
USHORT Size;
USHORT DeviceVersion;
USHORT DriverVersion;
USHORT CodecsDetected;
BOOLEAN IsStripingSupported;
UCHAR CtrlRevision;
USHORT CtrlVendorId;
USHORT CtrlDeviceId;
} HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2, *PHDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2;
メンバー
Size
_HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2構造体のサイズをバイト単位で指定します。
DeviceVersion
HD オーディオ コントローラーデバイスのバージョンを指定します。
DriverVersion
HD オーディオ バス ドライバーのバージョンを指定します。
CodecsDetected
HD オーディオ コントローラーが HD Audio Link で検出するコーデックの数を指定します。
IsStripingSupported
HD オーディオ コントローラーが ストライピングをサポートするかどうかを指定します。 TRUE の場合、ストライピング (少なくとも 2 つの SDO 行) がサポートされます。 FALSE の場合、ストライピングはサポートされません。
CtrlRevision
HDA コントローラーのリビジョン。
CtrlVendorId
HDA コントローラー ベンダー ID。
CtrlDeviceId
HDA コントローラー デバイス ID。
注釈
Windows 1903 のリリースでは、すべてのHDAUDIO_BUS_INTERFACE* の GetDeviceInformation メソッドが拡張され、より大きな入力構造 (_HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2) も受け入れられました。 HDAUDIO_DEVICE_INFORMATIONの元の入力構造は引き続きサポートされています。
hdaudbus が新しいサイズをサポートしている場合は、すべてのフィールドを初期化し、Size フィールドを sizeof(_HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2) に設定します。それ以外の場合は、_HDAUDIO_DEVICE_INFORMATIONの情報のみを返し、Size フィールドを sizeof(_HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION) に設定します。
使用例
_HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2 info;
_HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2_INIT(&info);
status = m_BusIntV3->GetDeviceInformation(m_BusIntV3->Context, (PHDAUDIO_DEVICE_INFORMATION)&info);
GetDeviceInformation ルーチンは、_HDAUDIO_DEVICE_INFORMATION_V2構造体を使用して、HD オーディオ コントローラーのデバイス固有の機能に関する情報をクライアントに提供します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | 19H1 |
Header | hdaudio.h (Hdaudio.h を含む) |