HDAUDIO_CODEC_COMMAND 構造体 (hdaudio.h)
HDAUDIO_CODEC_COMMAND構造体は、コーデック コマンドを指定します。
構文
typedef struct _HDAUDIO_CODEC_COMMAND {
union {
struct {
ULONG Data : 8;
ULONG VerbId : 12;
ULONG Node : 8;
ULONG CodecAddress : 4;
} Verb8;
struct {
ULONG Data : 16;
ULONG VerbId : 4;
ULONG Node : 8;
ULONG CodecAddress : 4;
} Verb16;
ULONG Command;
};
} HDAUDIO_CODEC_COMMAND, *PHDAUDIO_CODEC_COMMAND;
メンバー
Verb8
8 ビット ペイロード コマンド形式を指定します。 次の表のメンバーは、Verb8 構造体の一部です。
Verb8.Data
8 ビット ペイロード コマンド形式の 8 ビット データ ペイロード値を指定します。
Verb8.VerbId
8 ビット ペイロード コマンド形式の 12 ビット動詞識別子を指定します。
Verb8.Node
8 ビット ペイロード コマンド形式の 8 ビット ノード識別子を指定します。
Verb8.CodecAddress
8 ビット ペイロード コマンド形式の 4 ビット コーデック アドレスを指定します。
Verb16
16 ビットペイロード コマンド形式を指定します。 次の表のメンバーは、Verb16 構造体の一部です。
Verb16.Data
16 ビット ペイロード コマンド形式の 16 ビット データ ペイロード値を指定します。
Verb16.VerbId
16 ビット ペイロード コマンド形式の 4 ビット動詞識別子を指定します。
Verb16.Node
16 ビット ペイロード コマンド形式の 8 ビット ノード識別子を指定します。
Verb16.CodecAddress
16 ビット ペイロード コマンド形式の 4 ビット コーデック アドレスを指定します。
Command
ペイロード データ、動詞識別子、ノード識別子、コーデック アドレスを含む 32 ビット コーデック コマンドを指定します。
注釈
クライアントは TransferCodecVerbs ルーチンを呼び出して、コマンドをコーデックに渡します。 コマンドは、クライアントがこのルーチンに呼び出しパラメーターとして渡す HDAUDIO_CODEC_TRANSFER 構造体にあります。 TransferCodecVerbs を呼び出す前に、関数ドライバーは HDAUDIO_CODEC_COMMAND 構造体を使用してコーデック コマンドをエンコードできます。
個々のメンバーの有効性は、送信されるコマンドの種類によって異なります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | hdaudio.h (Hdaudio.h を含む) |