FltSetCallbackDataDirty 関数 (fltkernel.h)
ミニフィルター ドライバーの事前操作または事後コールバック ルーチンは 、FltSetCallbackDataDirty を呼び出して、コールバック データ構造の内容が変更されたことを示します。
構文
VOID FLTAPI FltSetCallbackDataDirty(
[in, out] PFLT_CALLBACK_DATA Data
);
パラメーター
[in, out] Data
コールバック データ (FLT_CALLBACK_DATA) 構造体へのポインター。
戻り値
なし
解説
ミニフィルター ドライバーのプリ操作 (PFLT_PRE_OPERATION_CALLBACK) または事後操作 (PFLT_POST_OPERATION_CALLBACK) コールバック ルーチンは、操作のコールバック データ (FLT_CALLBACK_DATA) 構造体の内容を変更できます。 その場合は、コールバック データ構造の IoStatus フィールドの内容が変更されていない限り、FltSetCallbackDataDirty を呼び出す必要があります。
FltSetCallbackDataDirty は、コールバック データ構造でFLTFL_CALLBACK_DATA_DIRTY フラグを設定します。
コールバック データ構造のFLTFL_CALLBACK_DATA_DIRTY フラグをテストするには、 FltIsCallbackDataDirty を呼び出します。
コールバック データ構造のFLTFL_CALLBACK_DATA_DIRTY フラグをクリアするには、 FltClearCallbackDataDirty を呼び出します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | fltkernel.h (Fltkernel.h を含む) |
Library | Fltmgr.lib |
[DLL] | Fltmgr.sys |
IRQL | Any |