PFLT_CONTEXT_FREE_CALLBACK コールバック関数 (fltkernel.h)
ミニフィルターは、ミニフィルター ドライバーの ContextFreeCallback ルーチンとしてPFLT_CONTEXT_FREE_CALLBACK型のルーチンを登録できます。
構文
PFLT_CONTEXT_FREE_CALLBACK PfltContextFreeCallback;
void PfltContextFreeCallback(
[in] PVOID Pool,
[in] FLT_CONTEXT_TYPE ContextType
)
{...}
パラメーター
[in] Pool
解放するコンテキストへのポインター。
[in] ContextType
コンテキストの種類。 このパラメーターは必須であり、次のいずれかの値である必要があります。
FLT_FILE_CONTEXT (Windows Vista 以降)
FLT_INSTANCE_CONTEXT
FLT_STREAM_CONTEXT
FLT_STREAMHANDLE_CONTEXT
FLT_SECTION_CONTEXT (Windows 8 以降)
FLT_TRANSACTION_CONTEXT (Windows Vista 以降)
FLT_VOLUME_CONTEXT
戻り値
なし
解説
ミニフィルター ドライバーが独自のコンテキストを手動で解放する必要があるまれなケースでは、ミニフィルター ドライバーは、その DriverEntry ルーチンから FltRegisterFilter を呼び出すときに登録するコンテキストの種類ごとに、ミニフィルター ドライバーの ContextFreeCallback ルーチンとしてPFLT_CONTEXT_FREE_CALLBACK型のルーチンを指定できます。 このルーチンを指定するために、ミニフィルター ドライバーは、コンテキスト型のFLT_CONTEXT_REGISTRATION構造体の ContextFreeCallback メンバーにルーチンへのポインターを格納します。
コンテキスト登録の詳細については、 FLT_CONTEXT_REGISTRATIONのリファレンス エントリを参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | fltkernel.h (Fltkernel.h を含む) |
IRQL | <=APC_LEVEL |