BAND_MANAGEMENT_CAPABILITIES 構造体 (ehstorbandmgmt.h)
BAND_MANAGEMENT_CAPABILITIES構造には、ストレージ デバイスで使用できるセキュリティ機能が含まれています。 この構造体は、 IOCTL_EHSTOR_BANDMGMT_QUERY_CAPABILITIES 要求によってシステム バッファーに返されます。
構文
typedef struct _BAND_MANAGEMENT_CAPABILITIES {
ULONG StructSize;
ULONG Capabilities;
ULONGLONG KeyProtectionMechanism;
ULONG MinAuthKeyLength;
ULONG MaxAuthKeyLength;
ULONG MaxBandCount;
ULONG MaxSimultaneousReencryptionCount;
ULONG BandMetadataSize;
} BAND_MANAGEMENT_CAPABILITIES, *PBAND_MANAGEMENT_CAPABILITIES;
メンバー
StructSize
この構造体のバイト単位のサイズ。 sizeof(BAND_MANAGEMENT_CAPABILITIES) に設定します。
Capabilities
ストレージ デバイスのセキュリティ機能フラグ。 これは、次のフラグのビットごとの OR 値です。
KeyProtectionMechanism
メディア キーを保護するために使用されるメカニズム。 このメンバーは、次のいずれかに設定されます。
MinAuthKeyLength
ストレージ デバイスで受け入れられるバンド認証キーまたは消去キーの最小長 (バイト単位)。
MaxAuthKeyLength
ストレージ デバイスで受け入れられるバンド認証キーまたは消去キーの最大長 (バイト単位)。
MaxBandCount
ストレージ デバイスで構成された同時バンドの最大数。 これには、グローバル バンドが含まれます。
MaxSimultaneousReencryptionCount
デバイス上のハードウェアがサポートする同時バンドの再暗号化の数。 このメンバーが 0 の場合、ハードウェア駆動型バンドの再暗号化はサポートされません。
BandMetadataSize
バンドごとのメタデータ ストアのサイズ (バイト単位)。
注釈
CAPS_ACTIVATEDが [機能] に設定されていない場合は、IOCTL_EHSTOR_BANDMGMT_ACTIVATE要求を使用してセキュリティ機能をアクティブ化できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 以降で使用可能 |
Header | ehstorbandmgmt.h (EhStorBandMgmt.h を含む) |