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IHostDataModelAccess インターフェイス (dbgmodel.h)

DebugExtensionInitialize が呼び出されると、デバッグ クライアントが作成され、データ モデルにアクセスできるようになります。 このようなアクセスは、Windows 用デバッグ ツールの従来の IDebug* インターフェイスとデータ モデルの間のブリッジ インターフェイスによって提供されます。 このブリッジ インターフェイスは IHostDataModelAccess です。

継承

IHostDataModelAccess は IUnknown から継承します。

メソッド

IHostDataModelAccess インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IHostDataModelAccess::AddRef

IHostDataModelAccess::AddRef メソッドは、オブジェクトのインターフェイスの参照カウントをインクリメントします。
IHostDataModelAccess::GetDataModel

GetDataModel メソッドは、データ モデルの両側へのアクセスを提供するブリッジ インターフェイス上のメソッドです。
IHostDataModelAccess::QueryInterface

IHostDataModelAccess::QueryInterface メソッドは、オブジェクトでサポートされているインターフェイスへのポインターを取得します。
IHostDataModelAccess::Release

IHostDataModelAccess::Release メソッドは、オブジェクトのインターフェイスの参照カウントをデクリメントします。

注釈

ホスト拡張機能メカニズムからモデル ベースのインターフェイスに移行するために、ホストごとの拡張メカニズムで 提案された インターフェイス。 ホスト固有の API セットに書き込まれる拡張機能では、このメカニズムに対してクエリを実行してデータ モデルにアクセスし、ホストに依存しない拡張機能を作成できます。

たとえば、DbgEng ベースの拡張機能は、任意の IDebug* (Client/Control/..) インターフェイスからこのインターフェイスに対してクエリを実行して、モデルにアクセスし、モデル API にアクセスできます。 このような拡張機能はハイブリッドです (特定のホストに固有ですが、一般的なモデル ベースの拡張機能では後で考慮される可能性のある部分が含まれています)。

これは、ホストに依存しないことを意図した API のこのセットの 唯一 のインターフェイスです。

要件

要件
Header dbgmodel.h

こちらもご覧ください

Debugger Data Model C++ の概要