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IDebugHostContext インターフェイス (dbgmodel.h)

デバッガーのコンテキストを表し、(どのセッション、プロセス、スレッド) に関する質問に答えます。

継承

IDebugHostContext は IUnknown から継承します。

メソッド

IDebugHostContext インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IDebugHostContext::AddRef

IDebugHostContext::AddRef メソッドは、オブジェクトのインターフェイスの参照カウントをインクリメントします。
IDebugHostContext::IsEqualTo

2 つの IDebugHostContext オブジェクトが値で等しいかどうかを返します。
IDebugHostContext::QueryInterface

IDebugHostContext::QueryInterface メソッドは、オブジェクトでサポートされているインターフェイスへのポインターを取得します。
IDebugHostContext::Release

IDebugHostContext::Release メソッドは、オブジェクト上のインターフェイスの参照カウントをデクリメントします。

備考

コンテキスト オブジェクトは、(データ モデルと連携して) デバッグ ホストがすべてのオブジェクトに関連付ける情報の不透明な BLOB です。 これには、プロセス コンテキストや、情報の取得元のアドレス空間などが含まれる場合があります。コンテキスト オブジェクトは、IModelObject内でボックス化された IDebugHostContext の実装です。

IDebugHostContext はホスト定義インターフェイスであることに注意してください。 クライアントはこのインターフェイスを実装しません。

コンテキスト: アドレス空間

コンテキスト (ターゲット、プロセス、スレッドを参照している) が現在の UI 状態に関連するすべての API を持つ UI 概念である以前の拡張モデルとは異なり、データ モデル インターフェイスは通常、このコンテキストを明示的または暗黙的に IDebugHostContext インターフェイスとして受け取ります。 データ モデル内の各 IModelObject は、この種類のコンテキスト情報をそれと共に伝達し、そのコンテキストを返すオブジェクトに伝達できます。 つまり、IModelObjectからネイティブ値またはキー値を読み取ると、ターゲットから読み取られ、オブジェクトが最初に取得された場所が処理されます。 IDebugHostContext 引数を受け取るメソッドに渡すことができる明示的な定数値 (USE_CURRENT_HOST_CONTEXT) があります。 この値は、コンテキストが実際にデバッガーの現在の UI 状態であることを示します。 ただし、この概念は明示的である必要はありません。

必要条件

要件 価値
ヘッダー dbgmodel.h

関連項目

デバッガー データ モデル C++ の概要