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IDataModelScriptDebugBreakpoint::GetPosition メソッド (dbgmodel.h)

GetPosition メソッドは、スクリプト内のブレークポイントの位置を返します。 スクリプト デバッガーは、ブレークポイントが配置されているソース コード内の行と列を返す必要があります。 これを行うことができる場合は、positionSpanEnd 引数で定義されている終了位置を入力することで、ブレークポイントで表されるソースのスパンを返すこともできます。 デバッガーがこのスパンを生成できず、呼び出し元から要求された場合、スパンの終了位置の [行] フィールドと [列] フィールドは、値を指定できないことを示す 0 として入力する必要があります。

デバッガーは、lineText 引数にブレークポイントが存在するソース コードの行 (またはスパン) のテキストを返すこともできます。 デバッガーはこの値を返すように強くお勧めしますが、必須ではありません。 ソース内の行と列の位置のみが必要な戻り値です。 デバッガーがソース テキストを生成できない場合は、lineText 引数に nullptr が返される可能性があります。

構文

HRESULT GetPosition(
  ScriptDebugPosition *position,
  ScriptDebugPosition *positionSpanEnd,
  BSTR                *lineText
);

パラメーター

position

スクリプトのソース コード内のブレークポイントの行と列の位置をここで返す必要があります。

positionSpanEnd

デバッガーがブレークポイントで表されるソースのスパンを生成できる場合は、ここでスパンの末尾の行と列の位置を返すことができます。 指定しない場合は、構造体の Line 値と Column 値を 0 に設定し、値を指定できないことを示す必要があります。

lineText

デバッガーがブレークポイントで表されるソース コードの行 (またはスパン) を生成できる場合は、SysAllocString 関数を介して割り当てられた文字列など、ここで を返します。 呼び出し元は、SysFreeString を介して返された文字列を解放する役割を担います。 デバッガーがこのソース テキストを返さない場合は、ここで nullptr を返す必要があります。

戻り値

このメソッドは、成功または失敗を示す HRESULT を返します。

要件

要件
Header dbgmodel.h

こちらもご覧ください

IDataModelScriptDebugBreakpoint インターフェイス