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IDataModelManager::CreateErrorObject メソッド (dbgmodel.h)

CreateErrorObject メソッドは、"error オブジェクト" を作成します。 データ モデルには、例外と例外フローの概念がありません。 エラーは、次の 2 つの方法でプロパティ/メソッドから発生します。

  • 拡張エラー情報のない 1 つの失敗した HRESULT。 エラーに対して指定できる情報がこれ以上存在しないか、エラー自体が返された HRESULT から自明です。

  • 1 つの失敗した HRESULT と拡張エラー情報が組み合わせられます。 拡張エラー情報は、プロパティ/メソッドの出力引数で返されるエラー オブジェクトです。

構文

HRESULT CreateErrorObject(
  HRESULT      hrError,
  PCWSTR       pwszMessage,
  IModelObject **object
);

パラメーター

hrError

拡張エラー情報が作成されるエラー コード。 特定の関数がエラーのエラー オブジェクトを作成するエンティティである場合、このコードは関数から返される失敗した HRESULT と一致する必要があります。

pwszMessage

失敗した内容とその理由をより深く示す省略可能なメッセージ。 このメッセージは、作成されたエラー オブジェクトの表示文字列変換になります。

object

ここで、新しく構築されたエラー オブジェクトまたはボックス化されたエラー オブジェクトが返されます。

戻り値

このメソッドは HRESULT を返します。

注釈

サンプル コード

ComPtr<IDataModelManager> spManager; /* get the data model manager */

ComPtr<IModelObject> spError;
if (SUCCEEDED(spManager->CreateErrorObject(
    E_INVALIDARG, 
    L"Calls to the Sum() method must pass at least one argument", 
    &spError)))
{
    // You can pass this back in places where you see 
    // _COM_Errorptr_ annotated.  Methods, for instance, may return 
    // E_INVALIDARG and an error object to channel out additional information.
    // Property accessor GetValue implementations can also do this.  
    // Indexers can do this.
}

要件

要件
Header dbgmodel.h

こちらもご覧ください

IDataModelManager インターフェイス