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ScriptDebugEvent 列挙 (dbgmodel.h)

発生したデバッグ イベントを定義します。

デバッグ イベントは、ScriptDebugEventInformation と呼ばれるバリアント レコードによって定義されます。 イベント情報のどのフィールドが有効であるかは、主に DebugEvent メンバーによって定義されます。 ScriptDebugEvent 列挙体のメンバーによって説明されているように発生したイベントの種類を定義します。

構文

typedef enum ScriptDebugEvent {
  ScriptDebugBreakpoint,
  ScriptDebugStep,
  ScriptDebugException,
  ScriptDebugAsyncBreak
} ;

定数

 
ScriptDebugBreakpoint
ブレークポイントにヒットしたことを示します。 ヒットした特定のブレークポイントに関する情報は、次を含む共用体の BreakpointInformation 部分に含まれています。

- BreakpointId: ヒットしたブレークポイントの一意識別子。
ScriptDebugStep
ステップ イベントが発生したことを示します。 それ以上の情報は提供されません。
ScriptDebugException
例外が発生したことを示します。 発生した特定の例外に関する情報は、次を含む共用体の ExceptionInformaiton 位置に含まれています。

- IsUncaught: ブレークポイントが初回の可能性 (false) かハンドルされない例外 (true) かを示します

イベントのデータ オブジェクトは、スローされた オブジェクトです。

ScriptDebugEventInformation は .u.ExceptionInformation に入力され、outpassed オブジェクトは実際の例外のデータ モデル変換です。
ScriptDebugAsyncBreak
スクリプトへの非同期中断が発生したことを示します。 これは、"エントリの中断" や "イベントの中断" などが原因である可能性があります。

注釈

スクリプト デバッガーに中断するイベントが発生するたびに、デバッグ コード自体は NotifyDebugEvent メソッドを使用してインターフェイスを呼び出します。 このメソッドは同期的です。 インターフェイスが イベントから戻るまで、スクリプトの実行は再開されません。 スクリプト デバッガーの定義は単純であることを意図しています。処理を必要とする入れ子になったイベントはまったくありません。

要件

要件
Header dbgmodel.h

こちらもご覧ください

Debugger Data Model C++ の概要