IDebugSystemObjects::GetCurrentProcessDataOffset メソッド (dbgeng.h)
GetCurrentProcessDataOffset メソッドは、現在のプロセスを記述するシステム データ構造の場所を返します。
構文
HRESULT GetCurrentProcessDataOffset(
[out] PULONG64 Offset
);
パラメーター
[out] Offset
現在のプロセスを記述するシステム データ構造のターゲットの仮想アドレス空間内の場所を受け取ります。
戻り値
このメソッドは、エラー値を返す場合もあります。 詳細については 戻り値の を参照してください。
リターン コード | 形容 |
---|---|
|
メソッドが成功しました。 |
備考
ユーザー モード デバッグでは、返される場所は現在のプロセスのプロセス環境ブロック (PEB) です。 これは、GetCurrentProcessPebによって返されるのと同じ場所です。
カーネル モード デバッグでは、返される場所は、最後のイベントが発生したシステム プロセスの KPROCESS 構造体です。
注 カーネル モードでは、ターゲットの現在のプロセスは常に、カーネル用に作成 デバッガー エンジンの単一の仮想プロセスです。 ただし、イベントは異なるシステム プロセスで発生する可能性があるため、このメソッドによって返される KPROCESS の場所が変更される可能性があります。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
ターゲット プラットフォーム の | デスクトップ |
ヘッダー | dbgeng.h (Dbgeng.h を含む) |