IDebugEventCallbacks::CreateThread メソッド (dbgeng.h)
CreateThread コールバック メソッドは、ターゲットで create-threaddebugging イベントが発生したときにエンジンによって呼び出されます。
構文
HRESULT CreateThread(
[in] ULONG64 Handle,
[in] ULONG64 DataOffset,
[in] ULONG64 StartOffset
);
パラメーター
[in] Handle
作成によってイベントが発生したスレッドのハンドルを指定します。 この情報が使用できない場合、 Handle は NULL になります。
[in] DataOffset
オペレーティング システムがこのスレッドに対して保持するデータブロックを指定します。 ブロック内の実際のデータはオペレーティング システム固有です。 オペレーティング システムにこのようなブロックがない場合、 DataOffset は NULL になります。
[in] StartOffset
スレッドのターゲットの仮想アドレス空間内の開始位置を指定します。 この情報が使用できない場合、 StartOffset は NULL になります。
戻り値
このメソッドは 、DEBUG_STATUS_XXX 値を返します。これは、エンジンがこのイベントを処理した後にターゲットの実行を続行する方法を示します。 エンジンによるこの値の処理方法の詳細については、「 監視イベント」を参照してください。
注釈
このメソッドは、 IDebugEventCallbacks::GetInterestMask によって返されるマスクにDEBUG_EVENT_CREATE_THREAD フラグが設定されている場合にのみ、エンジンによって呼び出されます。
イベントの処理の詳細については、「 イベントの監視」を参照してください。 スレッドの詳細については、「 スレッドとプロセス」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | dbgeng.h (Dbgeng.h を含む) |