IDebugDataSpaces4::ReadPhysical2 メソッド (dbgeng.h)
ReadPhysical2 メソッドは、指定された物理アドレスからターゲットのメモリを読み取ります。
構文
HRESULT ReadPhysical2(
[in] ULONG64 Offset,
[in] ULONG Flags,
[out] PVOID Buffer,
[in] ULONG BufferSize,
[out, optional] PULONG BytesRead
);
パラメーター
[in] Offset
読み取るメモリの物理アドレスを指定します。
[in] Flags
読み取る物理メモリのプロパティを指定します。 これは、物理メモリがターゲット上のオペレーティング システムにアドバタイズされた方法と一致する必要があります。 使用できる値を次の表に示します。
値 | 説明 |
---|---|
DEBUG_PHYSICAL_DEFAULT | 既定のメモリ キャッシュを使用します。 |
DEBUG_PHYSICAL_CACHED | 物理メモリがキャッシュされます。 |
DEBUG_PHYSICAL_UNCACHED | 物理メモリがキャッシュされていない。 |
DEBUG_PHYSICAL_WRITE_COMBINED | 物理メモリは書き込み結合されます。 |
[out] Buffer
読み取られたメモリを受け取ります。
[in] BufferSize
バッファー バッファーのサイズをバイト単位で指定します。 これは、読み取られる最大バイト数です。
[out, optional] BytesRead
ターゲットのメモリから読み取られたバイト数を受け取ります。 BytesRead が NULL の場合、この情報は返されません。
戻り値
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。
注釈
このメソッドは、カーネル モード デバッグでのみ使用できます。
フラグ DEBUG_PHYSICAL_CACHED、DEBUG_PHYSICAL_UNCACHED、DEBUG_PHYSICAL_WRITE_COMBINEDは、ターゲットが標準の方法でデバッグされているライブ カーネル ターゲットである場合にのみ使用できます (COM ポート、1394 バス、または名前付きパイプを使用)。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | dbgeng.h (Dbgeng.h を含む) |