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IDebugDataSpaces3::FillVirtual メソッド (dbgeng.h)

FillVirtual メソッドは、ターゲットの仮想メモリにバイトのパターンを書き込みます。 パターンは、指定されたメモリ範囲がいっぱいになるまで繰り返し書き込まれます。

構文

HRESULT FillVirtual(
  [in]            ULONG64 Start,
  [in]            ULONG   Size,
  [in]            PVOID   Pattern,
  [in]            ULONG   PatternSize,
  [out, optional] PULONG  Filled
);

パラメーター

[in] Start

パターンの書き込みを開始するターゲットの仮想アドレス空間内の場所を指定します。

[in] Size

ターゲットのメモリに書き込むバイト数を指定します。

[in] Pattern

パターンのメモリ位置を指定します。

[in] PatternSize

パターンのサイズをバイト単位で指定します。

[out, optional] Filled

書き込まれたバイト数を受け取ります。 NULL に設定されている場合、この情報は返されません。

戻り値

このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。

注釈

このメソッドは、 Size バイトに収まる回数だけパターンをターゲットのメモリに書き込みます。

パターンの最終的なコピーがメモリ範囲に完全に収まらない場合は、部分的にのみ書き込まれます。 これには、パターンのサイズが Size の値より大きく、パターン内の余分なバイトが無視される場合が含まれます。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)

こちらもご覧ください

IDebugDataSpaces2

IDebugDataSpaces3

IDebugDataSpaces4

WriteVirtual