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IDebugControl4::OpenLogFile2 メソッド (dbgeng.h)

OpenLogFile2 メソッドは、クライアント オブジェクトから出力を受信するログ ファイルを開きます。

構文

HRESULT OpenLogFile2(
  [in] PCSTR File,
  [in] ULONG Flags
);

パラメーター

[in] File

ログ ファイルの名前を指定します。 ファイル には相対パスまたは絶対パスを含めることができます。相対パスは、デバッガーが開始されたディレクトリに対する相対パスです。 ファイルが存在しない場合は、作成されます。

[in] Flags

ログ ファイルの性質を制御するビット フラグを指定します。 Flags には、次の表のフラグを含めることができます。

設定時の効果
DEBUG_LOG_APPEND 出力は、ログ ファイルの内容を破棄するのではなく、ログ ファイルに追加されます。
DEBUG_LOG_UNICODE ログ ファイルの形式は、ASCII ではなく Unicode になります。
 

または、フラグ を、フラグを含む既定のオプション セットに対してDEBUG_LOG_DEFAULTに設定できます。

戻り値

このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については 戻り値の を参照してください。

リターン コード 形容
S_OK
メソッドが成功しました。

備考

一度に開くことができるログ ファイルは 1 つだけです。 既にログ ファイルが開いている場合は、閉じられます。

ログ ファイルの詳細については、「入力と出力の使用」を参照してください。

必要条件

要件 価値
ターゲット プラットフォーム デスクトップ
ヘッダー dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)

関連項目

.logappend (ログ ファイルの追加) する

.logopen (ログ ファイルを開く)

CloseLogFile

GetLogFile2

GetLogMask

IDebugControl4

OpenLogFile

SetLogMask