IDebugControl3::SetExpressionSyntax メソッド (dbgeng.h)
SetExpressionSyntax メソッドは、エンジンが式の評価に使用する構文を設定します。
構文
HRESULT SetExpressionSyntax(
[in] ULONG Flags
);
パラメーター
[in] Flags
エンジンが式の評価に使用する構文を指定します。 次のいずれかの値を指定できます。
DEBUG_EXPR_MASM
式は MASM 構文に従って評価されます。 この構文の詳細については、「 MASM の数値と演算子」を参照してください。
DEBUG_EXPR_CPLUSPLUS
式は C++ 構文に従って評価されます。 この構文の詳細については、「 C++ の数値と演算子」を参照してください。
戻り値
このメソッドは、エラー値を返す場合もあります。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
注釈
式構文はエンジン内のグローバル設定であるため、式の構文を設定すると、すべてのクライアントに影響します。
エンジンの式構文によって、 Evaluate、 Execute、および式を評価するその他のメソッドに渡される式の解釈方法が決まります。
式の構文が変更されると、エンジンは各クライアントに登録されている IDebugEventCallbacks に通知を送信します。 また、DEBUG_CES_EXPRESSION_SYNTAX フラグを IDebugEventCallbacks::ChangeEngineState メソッドに渡します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | dbgeng.h (Dbgeng.h を含む) |