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IDebugControl3::GetExpressionSyntaxNames メソッド (dbgeng.h)

GetExpressionSyntaxNames メソッドは、式構文の完全名と省略名を返します。

構文

HRESULT GetExpressionSyntaxNames(
  [in]            ULONG  Index,
  [out, optional] PSTR   FullNameBuffer,
  [in]            ULONG  FullNameBufferSize,
  [out, optional] PULONG FullNameSize,
  [out, optional] PSTR   AbbrevNameBuffer,
  [in]            ULONG  AbbrevNameBufferSize,
  [out, optional] PULONG AbbrevNameSize
);

パラメーター

[in] Index

式構文のインデックスを指定します。 インデックス は、0 から GetNumberExpressionSyntaxes によって返される式構文の数から 1 を引いた数までの範囲にする必要があります。

[out, optional] FullNameBuffer

式構文の完全な名前を受け取ります。 FullNameBufferNULL の場合、この情報は返されません。

[in] FullNameBufferSize

バッファー FullNameBuffer のサイズを文字数で指定します。 このサイズには、'\0' 終端文字のスペースが含まれます。

[out, optional] FullNameSize

式の構文の完全な名前のサイズを文字数で受け取ります。 このサイズには、'\0' 終端文字のスペースが含まれます。 FullNameSizeNULL の場合、この情報は返されません。

[out, optional] AbbrevNameBuffer

式構文の省略名を受け取ります。 このサイズには、'\0' 終端文字のスペースが含まれます。 AbbrevNameBufferNULL の場合、この情報は返されません。

[in] AbbrevNameBufferSize

バッファー AbbrevNameBufferSize のサイズを文字数で指定します。 このサイズには、'\0' 終端文字のスペースが含まれます。

[out, optional] AbbrevNameSize

式構文の省略名のサイズ (文字数) を受け取ります。 このサイズには、'\0' 終端文字のスペースが含まれます。 AbbrevNameSizeNULL の場合、この情報は返されません。

戻り値

このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。
S_FALSE
メソッドは正常に実行されました。 ただし、 FullNameBufferSize または AbbrevNameBufferSize は、それぞれの式構文名のサイズよりも小さく、バッファー内に収まるように名前が切り捨てられました。

注釈

現在、式の構文は 2 つあり、完全な名前は "Microsoft Assembler 式" と "C++ ソース式" です。対応する省略式の構文は、"MASM" と "C++" です。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)

こちらもご覧ください

Evaluate

GetNumberExpressionSyntaxes

IDebugControl3

SetExpressionSyntaxByName