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IDebugControl2::OutputDisassembly メソッド (dbgeng.h)

OutputDisassembly メソッドは、プロセッサ命令を逆アセンブルし、逆アセンブリを出力コールバックに送信します。

構文

HRESULT OutputDisassembly(
  [in]  ULONG    OutputControl,
  [in]  ULONG64  Offset,
  [in]  ULONG    Flags,
  [out] PULONG64 EndOffset
);

パラメーター

[in] OutputControl

出力を受信するクライアントの出力コールバックを決定する出力コントロールを指定します。 使用可能な値については、「 DEBUG_OUTCTL_XXX」を参照してください。 出力の詳細については、「 入力と出力」を参照してください。

[in] Offset

逆アセンブリする命令のターゲットのメモリ内の場所を指定します。

[in] Flags

このメソッドの動作に影響するビット フラグを指定します。 次の表に、設定できるビットの一覧を示します。

Bit-Flag 設定時の効果
DEBUG_DISASM_EFFECTIVE_ADDRESS 現在のレジスタ情報から有効なアドレスを計算して表示します。
DEBUG_DISASM_MATCHING_SYMBOLS 命令のアドレスに完全に一致するシンボルがある場合は、シンボルを出力します。
DEBUG_DISASM_SOURCE_LINE_NUMBER 命令のソース行番号を出力に含めます。
DEBUG_DISASM_SOURCE_FILE_NAME 出力にソース ファイル名を含めます。

[out] EndOffset

逆アセンブルされた命令に従う命令のターゲットのメモリ内の場所を受け取ります。

戻り値

このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。

注釈

アセンブリ言語は、ターゲット システムの有効なプロセッサの種類によって異なります。 アセンブリ言語の詳細については、プロセッサのドキュメントを参照してください。

デバッガー アプリケーションでのアセンブリの使用の概要については、「 アセンブリ モードでのデバッグ」を参照してください。 デバッガー エンジン API でアセンブリを使用する方法の詳細については、「 アセンブリと逆アセンブルの手順」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)

こちらもご覧ください

逆アセンブル

IDebugControl

IDebugControl2

IDebugControl3

OutputDisassemblyLines