IDebugClient3::SetEventCallbacks メソッド (dbgeng.h)
SetEventCallbacks メソッドは、イベント コールバック オブジェクトをこのクライアントに登録します。
構文
HRESULT SetEventCallbacks(
[in, optional] PDEBUG_EVENT_CALLBACKS Callbacks
);
パラメーター
[in, optional] Callbacks
このクライアントに登録するイベント コールバック オブジェクトへのインターフェイス ポインターを指定します。
戻り値
Callbacks で指定されたオブジェクト内のメソッド IDebugEventCallbacks::GetInterestMask の実装によっては、「解説」セクションで説明されているように、他の値が返される場合があります。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
注釈
Callbacks の値が NULL でない場合は、メソッド IDebugEventCallbacks::GetInterestMask が呼び出されます。 戻り値がS_OKされていない場合、 SetEventCallbacks と SetEventCallbacksWide は影響を受けず、この値を返します。
各クライアントは、イベントを受信するために、最大 1 つの IDebugEventCallbacks オブジェクトまたは IDebugEventCallbacksWideオブジェクトを登録できます。
IDebugEventCallbacks インターフェイスは、COM インターフェイス IUnknown を拡張します。 SetEventCallbacks と SetEventCallbacksWide が成功すると、Callbacks で指定されたオブジェクトの IUnknown::AddRef メソッドが呼び出されます。 このオブジェクトの IUnknown::Release メソッドは、このクライアントで次に SetEventCallbacks または SetEventCallbacksWide が呼び出されたとき、またはこのクライアントが削除されたときに呼び出されます。
コールバックの詳細については、「 コールバック」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | dbgeng.h (Dbgeng.h を含む) |