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IDebugClient2::D ispatchCallbacks メソッド (dbgeng.h)

DispatchCallbacks メソッドを使用すると、デバッガー エンジン 現在のスレッドをコールバックに使用できます。

構文

HRESULT DispatchCallbacks(
  [in] ULONG Timeout
);

パラメーター

[in] Timeout

このメソッドが返されるまでの待機時間 (ミリ秒) を指定します。 Timeout が INFINITE の場合、ExitDispatch 呼び出されるか、エラーが発生するまで、このメソッドは戻りません。

戻り値

このメソッドは、エラー値を返す場合もあります。 詳細については 戻り値の を参照してください。

リターン コード 形容
S_OK
メソッドが成功しました (ExitDispatch が使用されました)。
S_FALSE
タイムアウト ミリ秒が経過しました。

備考

このメソッドは、タイムアウト ミリ秒 経過した場合、ExitDispatch が呼び出 場合、またはエラーが発生したときに返されます。

ほぼすべてのクライアント メソッドは、クライアントが作成されたスレッドから呼び出す必要があります。クライアント 登録 コールバック オブジェクトも、このスレッドから呼び出されます。 DispatchCallbacks 呼び出されると、エンジンは現在のスレッドを使用してコールバック呼び出しを行うことができます。

クライアント スレッドは、可能な限りこのメソッドを呼び出して、コールバックの呼び出しを許可する必要があります。ただし、スレッドがデバッガー セッションの開始に使用したスレッドと同じでない限り、この場合は waitForEvent が呼び出されたときにコールバック 呼び出されます。

コールバックの詳細については、「コールバックの する」を参照してください。

必要条件

要件 価値
ターゲット プラットフォーム デスクトップ
ヘッダー dbgeng.h (Dbgeng.h、Winbase.h を含む)

関連項目

ExitDispatch

FlushCallbacks

IDebugClient

IDebugClient2

IDebugClient3

IDebugClient4

IDebugClient5

WaitForEvent